麻花兒

マファール・よりより

縁起物として愛されてきた中華菓子

マファールは中国、特に北京を中心とした北部一帯で「麻花」という名で作られていたお菓子で、独特の風土性がにじみ出た自然の甘味を基調とした揚げ菓子です。昔から、このお菓子の事を長崎市民は“よりより”と呼び慣れています。“よりより”は“余利余利”に通じる縁起を好まれ愛されてきました。「麻花兒」というのは麻糸を撚ったような、という意味があり一本一本、手で編むようにしてつくります。遣唐使の時代に伝来した「索餅」(細長く練った小麦粉を索状にあわせて揚げたもの)、日本では「麦縄」とも呼ばれ「そうめん」のルーツになったとも言われています。

蘇州林の「麻花兒」

一子相伝の製法

うまみ調味料に頼らず、風土に合わせて旨味を引き出す製法こそが蘇州林の「麻花兒」の決め手。あっさりとした甘みと深みのあるコクの調和に工夫を重ねることを目指し、江戸時代、唐船の入港とともに伝わった味を、弊社ならではの製法で今日に伝承しています。

これぞ中華菓子の皇帝

「うま味」のある「後味」

九州産小麦粉と北海道産砂糖(甜菜糖)を使用し、添加物や遺伝子組換原料を使用せず、安心・安全な唐菓子です。技術と油切れを考え、添加物では決して出せない「うま味」を追求することでほのかな後味のある甘味、「うま味」のある「後味」を実現。この味わいこそが中華菓子の皇帝と言われる由縁です。

かたさの秘密

魔法のようなかたさ

「うま味」のある「後味」という特徴を目指すと自然にかたくなります。この硬さだから、旨味とコクが後味に出て、油こくありません。添加物を使用すると柔らかくなるものの、少し油濃くなると同時に後味に出てくるコクが薄くなります。かたいですがカリッと砕けた時から溶け出すので口の中に残る事はなく、口の中に少し含んでいると溶けて驚くほどやわらかくなり、ご年配の方でも安心して召し上がれます。顎の発達にも良く、長崎では学校給食や幼稚園児のおやつに使用されています。